〜Kurzgeschichte〜
詩の置き場 1
儚き白きソナチネ
あなたは、どこからきたの
少女は問いかけた
手のひらに降りたった妖精に
だが
その手にはもう 姿はない
じんわり つめたく
湿った感覚が残るばかり
どこへいったの
少女は不思議に思う
それから 辺りを見まわした
そこには たくさんの妖精たち
こんなに いたのね
少女は問いかけた
あなたたちは、どこからきたの
かすかに声が
聞こえた気がした
−存在意義−
絶えない雑踏 行き交う車
帳の下りない 街
僕はここに「居る」はずで
「存在」しない
きっとみんな そうなのだろう
自分のことで 精いっぱいで
他のことに 気を配れずに
そんなとき
ふと 恋しくなるのだ
夜のしじまが
Leianabis
どれくらい耐えれば良いのだろう
儚く淡い月光
(あかり)の下
(もと)
どんなに強がってみせても…
何処か脆く 壊れそうで
守りたいと思った この腕の中で
君の笑顔 見ていたいのに
伸ばす事の出来ないこの両手
届かない存在、そんな気がして
だから待つよ いつまでも
この身体うごくとき
君が僕を必要として
(呼んで)くれる時まで
悲しみを独りで抱えこみ
沈んだ君を 見ていられない
傍(ちかく)に居ても 遠いのかな
ひとりじゃない 気付いて欲しい
うけとめてみせるから この腕の中に
君の笑顔見る為に
届くこと願って両手(て)を伸ばす
闇のなか彷徨い 君をみつけた
もう待たない… これからは
うごきだすこの身体
君が僕を呼んでくれたから
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